念願になります再演のお知らせです。
本日、8月11日、山の日に情報公開とさせて頂きます、先日に初めて顔合わせが行われました。
う・・・・嬉しい、涙。時間がかかりました、一度見て頂いたことのある皆様、覚えていらっしゃいますでしょうか?
「ジロトマッテル」という作品が10月11月12月、札幌、岩手県にて上演されます。
かつての話を少し書かせて下さい。
↓ (情報をまとめてくれているページです)
”鳥坊主”というユニットでお受けしましたお仕事がありました、北海道文化財団20周年記念事業にて演劇+コンテンポラリーダンスユニットと銘打ち、舞踊家/東海林靖志氏、matatabirecords/景井雅之氏と共に赤レンガ(旧道庁)にて上演されたのが最初であったかと思われます、本作品は8年前に韓国/太田国際小劇場演劇フェスティバルにて上演したのが最後でした。お慕いしております照明/高橋正和さんにお仕事を初めて依頼させて頂きました作品でもあります、どの公演にもお付き合いして下さいました、そしてもちろん今回もです。
私自身思い入れのある作品であることは振り返ってみると、はっきりと言葉にして広報されていませんでしたが障がいと生きずらさについて触れて意識的に取り組んでいた作品であったからということがあります、そしてシンプルな関係性に自分でできる事を美術として何もかも注ぐことが出来るという事も本作品の気に入っている理由です。
その後もますます精力的に活動されております景井雅之氏も再演を長らく希望してくれており企画そのもののを再編するに辺りいつも応援してくれておりました、実現に向かってコツコツと諦めずに準備を進めることが出来たのは彼のおかげでもあります、しかしそうです、本作品を卒業されました東海林靖志氏に代わってお願いできるダンサーを見つけられずにいました、彼の代わりになる人はどこにもないのです。
景井雅之
https://lit.link/masayukikagei
東海林靖志
YASUSHI SHOJI | About (yasushi-shoji.com)
転機は2022年12月、かつて在籍しておりました劇団千年王國作品に大変久しぶりに参加させて頂きました「ロミオ&ジュリエット」という作品、札幌/旧四季劇場にて上演された作品がありました。
大勢のダンサーが参加されており、ところ狭しと踊る公演での皆様の在り様から稽古の段階から沢山の事を感じていました、皆さん大半がまだ学生であるのにも関わらず身体表現を巧みに行っている事に驚いた反面、舞台袖からじっと劇を見つめる皆様の柔らかな眼差しにはギャップがあり胸を打たれました、同時に自分が苦しい苦しい20代であった頃をフラッシュバックしてしまう経験でもありました、ああ、ぜひ可能であるならばこの様な発達段階にある皆様と創作してみたい、どなたか受けてくれないか、と考え始めました。
そうして今回の「ジロトマッテル/再演」創作の続きは、「ロミオ&ジュリエット」にダンサーとして参加されていました(岩本伊織さん)が受けて下さる事となりました、有難いことです、涙、一体どんな舞台を創作することができるのかについて考えると新たに切り開いていく心地にワクワクとします、感謝します、物語に新たな命を吹き込んでくれます。
岩本伊織
Iori(@dance___ii) • Instagram写真と動画
もう一つの出会いは、algorithm/石岡美久さんです。
石岡美久 インタビュー | 他の誰にもつくれない服で、いろんな個性を認め合える世界へ。 | FREEZINE(フリージン)
言わずもがな無二のお仕事を柴田作品に注いで下さることになりました、人として生きるという体験について語れば語るほど理解と共感と発見があります、、尊敬すると共に出会い感謝しております、後日、また詳しくお知らせさせて頂ければと思います。
美久さん、伊織さんに出会わせてくれました代表・作演出/櫻井幸絵さんに感謝します。
また一緒に創作することができて本当によかったなと振り返ります。
ありがとうございました。
以下、公演詳細となります、ぜひご都合合わせの上、ぜひ観劇頂ければと思います、宜しくお願い致します。
チケットのご予約はお早めにお願い致します。
撮影/島田拓身
Atelier柴田山「ジロトマッテル」
父さんと母さんが別々に暮らすことになった、大人の理由はわからない。
キレイな月が出ている夜だった。
とにかく、ここ ではないどこかへ行きたいと願うと雨が強く降った。
流されてゆくぼくの部屋は舟に変わっていた。
何があったのか忘れてしまう程時間が過ぎた頃、
舟はひとりのピエロが暮らしている島にたどり着いた。
彼の名前はマッテル、僕たちはともだちになった。
理由なんて必要なかった、ふたりで旅に出かけた。
作・演出・美術:柴田智之
音楽:景井雅之
出演:岩本伊織 柴田智之
衣装:石岡美久
日程:2024年10月25日(金)19:00
26日(土)14:00/18:00
27日(日)14:00
※受付開始・開場は開演の30分前
会場:カタリナスタジオ
※地下鉄南北線「北12条」駅から徒歩4分
※地下鉄東豊線「北13条東」駅から徒歩7分
※JR札幌駅北口から徒歩10分
料金:一般 前売3,500円 当日3,800円
25歳以下 前売2,500円 当日2,800円
高校生以下 前売1,000円
小学生以下無料
障がい者割引(予約のみ) 一般2,500円(介添者も同料金)
※チケット発売 9月1日開始!
スタッフ
演出助手:かとうしゅうや、舞台監督:高橋詳幸(アクトコール株式会社)、照明:高橋正和、宣伝美術:中村恵(TO OV café/gallery)、制作:小室明子(ラボチ)
主催:Atelier柴田山
助成:札幌文化芸術交流センターSCARTS 文化芸術振興助成金交付事業(公益財団法人札幌市芸術文化財団)
☆岩手県公演・一人芝居で再編したものを上演します。
【野田村公演】
日程:2024年11月24日(日) 14:00 会場:野田村生涯学習センター多目的ホール
【陸前高田公演】
日程:2024年12月1日(日) 14:00 会場:旧横田小学校
料金:一般3,000円 25歳以下2,000円 ☆チケット10月1日発売開始!
主催:Atelier柴田山 助成:公益財団法人北海道文化財団